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【売主様向け】2025年4月 建築基準法改正が不動産の売却価格に与える影響と対策

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【売主様向け】2025年4月 建築基準法改正が不動産の売却価格に与える影響と対策

【売主様向け】2025年4月 建築基準法改正が不動産の売却価格に与える影響と対策

2026/09/24

売主様向けガイド

2025年4月 建築基準法改正が不動産の売却価格に与える影響と対策

2025年4月に施行された建築基準法の改正(いわゆる「4号特例の縮小」および「省エネ基準の適合義務化」)は、不動産市場において「売れやすい物件」と「売りにくくなった物件」の二極化を加速させています。

所有されている戸建て住宅や中古物件の売却をご検討中の売主様に向けて、今回の法改正が不動産価格に及ぼしている具体的な影響と、高値・スムーズな売却を実現するための対策を分かりやすく解説します。

2025年4月 建築基準法改正の主なポイント

不動産取引に大きな影響を与えている主な改正点は以下の2点です。

  1. 4号特例の縮小(確認申請・建築確認の適用拡大)
    従来は構造計算等の確認申請が免除されていた「木造2階建て住宅」などの小規模建築物(旧4号建築物)が対象外となり、建築確認手続きが必要になりました。新築時だけでなく、大規模なリフォーム・リノベーションを行う際にも建築確認手続きが義務化されました。
  2. 省エネ基準の適合義務化
    原則としてすべての新築住宅・建築物に対して、省エネ基準への適合が義務付けられました。

不動産価格・市場に及ぼしている3つの影響

1. 築古物件・確認書類がない物件の「価格下落リスク」

今回の法改正により、大規模リノベーション時に「建築確認申請」が必要となりました。しかし、以下の条件に該当する物件はリフォーム時の手続きが難しくなっています。

  • 「確認済証」や「検査済証」がない物件
  • 現行の耐震基準や建築基準に適合していない既存不適格物件

買主側(リノベーションを前提とした購入希望者や買取業者)にとって、「申請費用が増大する」「思い通りの間取り変更ができない」といったリスクが生じるため、購入需要が減退し、資産価値や売却価格の下落に直結しやすくなっています。

2. 新築・築浅物件の価格上昇による「中古市場全体の相場高止まり」

省エネ基準義務化や確認申請の手続き厳格化に伴い、新築住宅の資材コストや建築坪単価、工期が増大しました。

これにより新築物件の販売価格が上昇したため、「新築に手が届かない層」が築浅の中古住宅市場に流入しています。結果として、書類が揃っており構造的にも問題のない「新耐震基準・築浅物件」の需要が高まり、売却価格が堅調に推移しています。

3. リノベーション向け買取再販業者(買取価格)の査定厳格化

中古住宅を買い取ってリノベーション後に再販売する不動産買取業者は、買い取り時の査定を従来以上に慎重に行うようになっています。

図面不足や違反建築の可能性がある物件に対しては、リフォームコストや確認申請費用を見込んで買取査定額(提示価格)を低めに設定する傾向が強まっています。

不動産を高く・安心して売却するための3つの対策

【売主様が今すぐ確認すべきチェックリスト】
  • 「確認済証」「検査済証」が手元にあるか
  • 建築当時の設計図面や仕様書が揃っているか
  • 過去に未申請の増改築(カーポート設置等含む)を行っていないか

対策①:関係書類(確認済証・検査済証)を事前に整理する

売却時には、マイホーム購入時の書類(確定図面・確認済証・検査済証)が手元にあるかを早期に確認してください。書類が揃っているだけで買主様の安心感につながり、相場通りの高値売却が狙えます。

※もし検査済証が見当たらない場合でも、役所で「台帳記載事項証明書」を発行してもらうことで、当時の建築確認の履歴を証明することができます。

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